WordPress on AWS: how to reduce cost
WordPressをAWS上で運用して企業やサービスのウェブサイトを構築している方へのコスト削減方法
自社のウェブサイトを構築をする際にWordPressを利用する方は多いと思います。そのWordPressをどこで運用するのか?AWSを選んだ場合はどうやって効率的に運用し、コストを削減できるのか?
この記事では、AWS上でWordPressを運用した場合、特に静的なコンテンツを提供する企業やサービスのウェブサイトをAWS上で運用する場合、どのようなコスト削減方法があるのかを具体的な書いていきます。
サーバーレスアーキテクチャ(AWS Lambdaなど)の検討:
ウェブサイトが静的なコンテンツしか持たない場合、AWS LambdaやAmazon S3などのサーバーレスサービスを検討してみましょう。これにより、常にインスタンスを稼働させる必要がなくなり、無駄なコストを削減できます。
Amazon S3とCloudFrontを組み合わせる
ウェブサイトの静的コンテンツをAmazon S3にホスティングし、Amazon CloudFrontを使用してコンテンツの配信を最適化します。これにより、高速なコンテンツ配信が実現され、トラフィック増加時にも高いパフォーマンスを維持できます。
タグ付けとリソース管理
AWSのリソースに適切なタグを付けて、コストを特定のプロジェクトや部門ごとに追跡できるようにしましょう。また、不要なリソースを見つけて削除することで、無駄な支出を防げます。
予算アラートの設定
AWSの予算アラート機能を活用して、あらかじめ設定した予算を超える前に通知を受けることで、コストを管理しやすくします。予算オーバーを防ぐ助けになります。
RDSの代わりにMySQL on Amazon EC2を検討
サービス説明のウェブサイトでは、データベースの使用が限られる場合があります。その場合、Amazon RDSではなくAmazon EC2上にMySQLデータベースを設定することで、コストを削減できます。
アーカイブとデータの最適化
古いコンテンツやバックアップを定期的にアーカイブして、データを最適化します。不必要なデータを削除することで、ストレージコストを削減できます。
パフォーマンスモニタリング
AWSのモニタリングツールを使用して、ウェブサイトのパフォーマンスを監視しましょう。パフォーマンスの低下やリソースの無駄な使用を特定し、改善策を見つけることでコスト削減が可能です。
パフォーマンス最適化のベストプラクティスの採用
WordPressプラグインの最適化、画像の最適化、キャッシングなど、ウェブサイトのパフォーマンスを最適化するベストプラクティスを採用して、リソース使用率を減少させることでコストを削減します。
これらの方法を組み合わせて、静的なコンテンツを提供するウェブサイトのAWS運用コストを効果的に削減することができます。
最後に、上記以外でのAWSコスト削減方法
ただ、ご自身で上記の設定ができない方や、すでに全て実施したが更にAWSのコスト削減をしたい方はぜひクラウドコストにご連絡ください。3%~30% AWSのコストを削減することができます。ぜひご検討ください。