何が変わったのか

なぜFinOps担当者にとって重要なのか

AI関連のサービス(Gemini Enterpriseに限らず)は、サブスクリプション型の基本料金と従量課金の超過分が混在しやすく、請求書を見ただけでは「なぜ今月は高くなったのか」が分かりにくいという課題があります。今回の機能追加は、まさにこの「基本料金 vs 超過料金」の切り分けを公式に提供する形です。

社内で「AIツールのコストが増えている」という話が出たときに、実際の内訳(シート数が増えたのか、それとも一人あたりの利用量が増えたのか)を数字で示せるようになる、という点で実務的な価値があります。

使い方(概要)

  1. Cloud Billingコンソールの「レポート」機能を開く
  2. プリセット「Gemini Enterprise costs by SKU」を選択する(または「Originating products」で手動フィルター)
  3. 「グループ化」をSKU単位に設定し、サブスクリプション費用と超過分を別項目として確認する
  4. 必要に応じて期間を調整し、月次の推移を追う

詳しい手順はGoogle Cloud公式ドキュメントを参照してください。

クラウドコストから一言

クラウドコストでは、AWS・Google Cloudの請求代行・コスト最適化を通じて、こうした「気づいたら増えていたコスト」の可視化と削減をお手伝いしています。今回のような公式機能のアップデートも継続的にウォッチし、実務に役立つ形でお伝えしていく予定です。

締め: Google Cloudのコスト管理機能は少しずつですが着実に進化しています。今回のアップデートのように、AI関連のコストが「見える化」される流れは今後も続くと考えられます。こうした情報を毎週まとめてお届けするのが、この記事から始まる「クラウド最新ニュースレター」です。

よくある質問(FAQ)

Originating productsフィルターとは何ですか?

複数のSKU・サービスをまたいで、製品単位でコストをグルーピングして表示できるCloud Billingレポートの新しいフィルター機能です。

Gemini Enterprise costs by SKUプリセットは何を表示しますか?

当月のGemini Enterprise関連コストをSKU単位でグループ化し、サブスクリプションの基本料金と超過利用料を分けて表示します。

この機能はどのGoogle Cloudプロジェクトでも使えますか?

Cloud Billingのレポート機能を利用しているプロジェクトであれば利用できます。詳細は公式ドキュメントをご確認ください。